<087> 小学校受験の問題集「ひとりでとっくん365日」全12巻は小学校受験のバイブルです
今日は夢のあるお話です。
私がバイブル的問題集として推奨している「ひとりでとっくん365日」(全12巻=こぐま会出版)をコツコツと勉強をすると見えてくるものがありますよね。
簡単な問題…
歯が立たない問題…
意味不明のイヤらしい問題…
難しそうに見えるけれど粘れば解ける問題…
私の手元にある「有名小学校入試問題」(伸芽会出版)をパラパラとめくってみます。
302ページに早稲田実業学校初等部の入試問題がありますね。ペーパーだけを見てみましょう。大問は3問です。
1問目はお話の記憶です。お話の記憶が苦手でなければ正解できます。
2問目は小問が4問です。数量ですが、全て「ひとりでとっくん365日」(以下「ひとり」)に載っている問題なので正解できるでしょう。
3問目はサイコロですね。これも「ひとり」に同じ問題がありますので正解できます。
早稲田実業学校初等部のペーパー問題は以上です。
メルマガ読者のお子さんなら、1巡目での学力で6~7割の子供たちが満点のはずです。3巡すると9割以上が満点を取ることができます。
次に257ページの雙葉小学校を見てみましょう。大問は5問です。
1問目はお話の記憶です。早稲田実業学校初等部よりは難しいですが、苦手でなければ大丈夫です。
2問目は小問が3問の数える問題です。これも「ひとり」に類似問題がありますので、今の力で正解できるでしょう。
3問目は小問が4問のブラックボックスです。これも「ひとり」にある問題なので正解できます。
4問目は小問が2問のマスの移動ですね。落ち着いて解かないと間違えやすいのですが、「ひとり」にもある問題です。
5問目は四方観察ですが、「ひとり」に全く同じ問題がある四方観察です。
メルマガ読者のお子さんなら、1巡目での学力で3割の子供たちが満点のはずです。3巡すると7~8割の子供たちが満点を取ることができます。
次に105ページにある、ペーパー難関校の暁星小学校を見てみましょう。大問は7問です。
1問目はお話の記憶です。苦手でなければ大丈夫です。
2問目は同じ図形を探す問題です。これは「ひとり」にもある簡単な問題です。
3問目は果物や野菜の皮と中身の色が違うものを探すものですが、「ひとり」で輪切りにして実験しましたよね。
4問目は1枚の絵を記憶して、選択肢からパーツを探す問題ですが、「ひとり」で何度も出てきた問題です。
5問目は小問が4問の置き換えです。リンゴ1個がミカン2個と等しいなどの問題が「ひとり」にありましたよね。
6問目は小問が5問です。間違い探しや昔話、尻取りです。「ひとり」で何度も解いたので大丈夫です。
7問目は小問が5問の切った折り紙の展開です。少々難しいですが「ひとり」と同等かそれ以下です。
メルマガ読者のお子さんでも、量も質もあるので、1巡目での学力で満点のお子さんはいないでしょう。1巡目では平均で50点くらいかな。3巡すると7割くらいの子供たちが満点を取ることができます。
ここまでを読んで、如何でしたか?
早稲田実業学校初等部、雙葉小学校、暁星小学校の入試問題を見てきましたが、全てのペーパー問題が「ひとりでとっくん365日」の12冊の中に載っているのです。
この問題集を繰り返すだけで高成績が取れちゃいます。
ホントですよ。
ミスをしたり、未知の問題に出会って失点したとしても、ボーダーラインを越えているので大丈夫です。
ホントですよ。
各ご家庭でそれなりの時間を費やして、それなりに勉強をすれば、ペーパーのボーダーラインの突破はへっちゃらなんです。
さ~て、段々先が見えてきましたね。安心しましたか?
くどいようですが…
メルマガで何度も繰り返し書いていますが、いくらペーパーが出来たからって、合格はしません!
結局、最初にお約束をした夢のあるお話にはなりませんでした。
しかし、今の問題集を繰り返すだけで、ペーパー難関校の入試問題が解けるようになるのは事実です。
※過去記事の再掲載です
エスポワール らくらくさん