<097> 小学校受験は芸能界のオーディションと同じだよ(その1)

昨日の職員会議では、何を質問しても上手に受け答えができる、年少クラスのお子さんが話題になりました。

聞くところによると、このメルマガを参考に、お風呂で口頭試問の練習をしているそうです。

嬉しいですね。

年少クラスのお子さんでも立派にできるのですから、これから受験する年長さんなら、それ以上の受け答えができるものと信じています。(大丈夫ですかぁ?)

小学校受験は芸能界のオーディションと同じで、見た目が全てなのです。

本来は良い子なのかどうかは関係ありませんし、探りもしません。

試験官の見たままの印象が、ダイレクトに評価へと繋がります。

本当は活発なお子さんでも、一発勝負の場でモジモジしていれば、消極的なお子さんだと判断されてしまうでしょう。

一発勝負の入試で絶対にしてはいけないことは…

●黙り込むこと

●蚊の泣くような声で喋ること

●目線を合わせないこと

●モジモジすること

入試では…

「私を見てください」

「僕を見てください」

と自己アピールするお子さんが大勢いるのです。

精神年齢の高いお子さんは、面接だけではなくて、あらゆる場面で自分をアピールしようと意識をしています。

残り3ヶ月半ですが、試験会場では常に姿勢を良くして、いつ、何処で、誰が、不意に声を掛けようと、ハキハキと喋れるように練習をしておいてください。

「この子の返答は素敵だねぇ~」

と思わせるのがコツです。

※受験番号1=ハキハキ

※受験番号2=ハキハキ

※受験番号3=【モジモジ】

※受験番号4=【無言】

※受験番号5=ハキハキ

※受験番号6=【モジモジ】

※受験番号7=ハキハキ

真っ先に振るい落とされるのは3番と4番と6番です。

入試では、ハキハキと答えるのが一般的なので、それができないと皆さんが想像する以上に目立ってしまいます。

「この子とあの子は対象外」ってね。

倍率のある学校で、コミュニケーションが取れないお子さんを合格させる学校は1校も存在しません。

世間では大人しくて可愛いと言われるお子さんでも、試験会場でモジモジしたり喋らなかったりすれば、存在しないのと等しいことなのです。

(次回に続きます)

 

※過去記事の再掲載です(情報は古いです)

エスポワール らくらくさん