慶應義塾横浜初等部の受験研究

慶應義塾横浜初等部の「合格」の難易度

慶應義塾横浜初等部の難易度は6段階(S・A・B・C・D・E)の上から1番目のSです。志願者が多いため倍率は高く、合格することが奇跡のように感じる学校です。慶應義塾幼稚舎よりは合格しやすいので、各幼児教室のエース級のお子さんが入学できます。慶應義塾幼稚舎と同じく慶應義塾横浜初等部の合格者も慶應との何らかの繋がりがあることが多いと言われています。お子様を入学させたあるお父様は「父親同士の初対面の挨拶で学部はどちらですかと何度も聞かれた」と仰っていました。このお父様は他大学ですが驚いたそうです。そういう意味では合格するには厳しい学校であることには違いありません。要するに、学校の格式と家(ご両親)が釣り合っていることが考査よりも重要な学校だと思います。慶應普通部や中等部の受験のようにお子様の学力次第で合格が頂けると思っていると残念な結果になります。既に兄姉が慶應義塾横浜初等部に在籍の場合は合格の可能性が他のお子様よりも高くなる印象があります。また、ご紹介した通りご両親のどちらかが慶應義塾大学を卒業されていると合格の可能性が他のお子様よりも高まると感じています。もちろん、親や兄姉が関係者でなくても、合格するご家庭は合格します。

慶應義塾横浜初等部の合格倍率

男子=約12倍

女子=約16倍

男子12名のうち1名、女子16名のうち1名が合格して、残りの大多数が不合格になるという厳しい倍率です。

慶應義塾横浜初等部の「考査」の難易度

慶應義塾横浜初等部の考査の難易度は4段階(・A・B・C)の上から1番目のSです。慶應義塾横浜初等部は知能検査系の問題が好きな学校です。IQが高くリーダーシップがあるお子様を求めています。

「お話の記憶=A」・・・幼児の絵本レベルの言葉遣いではなく、小学生レベルの言葉遣いを故意に含めているように思われるので、やや難しめの本の読書量が少ないと頭に入らないと思います。

「観察力=S」・・・マス目から同じ並びの組み合わせを探し出して囲いなさいと言う大人のIQテストで出るような問題が出ます。IQの高いお子様を探しているようです。

「観察力=S」・・・上記とは違う形式のIQテストです。

「推理=S」・・・やや難しいジグソーパズル

「絵画=S」・・・無人島に持って行きたいものを描かせて、試験官が何を描いているのか尋ねる。

「模倣体操=C」・・・試験官のマネをします。

「ポーズ遊び=A」・・・3つのポーズとその名称を覚えて、複数の名称を言われたら瞬時にそれぞれのポーズをとる。

「サーキット=A」・・・複数の指示を一度に聞いてコースを回って戻ってくる。

「集団ゲーム=S」・・・グループで協力しながら指示されたことを成し遂げる。

※上記はある年度の出題例です(何度により多少内容は変わります)

慶應義塾横浜初等部の面接

面接はないです

慶應義塾横浜初等部の入試で一発アウトになるお子様

IQテストでスコアが低かったお子様や、絵画のお尋ねで幼稚な返答をしたお子様。集団ゲームでリーダーになれなかったお子様がアウトになります。

慶應義塾横浜初等部の受験対策

男子の競争率が12倍で、女子が12倍もある厳しい学校です。合否を分ける場面は、絵画制作中のお尋ねです。過去の合格者を見ていると小学校上級生レベルの返答をしたお子様が合格しやすいです。また、集団ゲームではそのグループを仕切ったお子様が選ばれやすいです。高い競争率の慶應義塾横浜初等部は、年長さんレベルの仕上がりでは選ばれることはないです。年長相応では埋もれてしまいます。年長を超越した仕上がりにならないと試験官の目にとまることはないです。

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