<047> 小学校受験の一人称は「ぼく」か「わたし」に限り○○ちゃんだと落ちます
エスポワールに入室したばかりのお子さんが先生から注意を受ける場面は数多くありますが、一番始めに注意されることは何だと思いますか?
もちろん、ご挨拶です。
相手の目を見て、大きな声でご挨拶をして、しっかりとお辞儀をすることです。
その次は何だと思いますか?
それは一人称なんですね。
男の子の名前が「マサオ君」だったとしてお話を続けます。
エスポワールに在籍している特定のお子さんの名前ではありません。仮名です。
「このカバンは誰のかな?」
「それは、マー君の!」
「マー君のではありません。ボクです。それはボクのです。もう一度言い直してください」
「一番好きな果物は何ですか?」
「マー君はイチゴが好きっ!」
「マー君ではありません、ボクと言ってください」
入ったばかりのお子さんは、このように注意されます。
この癖を直すために、家庭内で「ボク」に統一させる必要はありません。
我が家では3月3日にご紹介した「お風呂レッスン」と外出時だけは「ボク」で、家庭内ではいつも通りにさせました。
ちゃんと切り替えができていればOKです。
競争率が高い小学校の入試で…
「マー君はイチゴが好きっ!」
なんて言っていたら、たとえペーパーが満点でも確実に落とされます。
家庭での躾か知能に問題がありそうだって思われるかもしれません。
何故なら、競争率が高い人気校ほど、周到な準備をしてきた親子が大勢集まるからです。
※過去記事の再掲載です(情報は古いです)
エスポワール らくらくさん