<040> 小学校受験の解答の訂正方法は学校によって違うから気をつけよう

今日は入試での訂正線について書きます。

訂正方法は学校によって違います。

一番多いのは×(ばつ)です。

二番目に多いのは=(横2本線)です。

三番目に多いのは//(斜め2本線)です。

殆どの学校がこの3つに入ります。

これ以外では、雙葉や晃華学園のノコギリの刃のようなギザギザ線があります。

東洋英和は極めて特殊で、NHKのロゴのN(全体を右に傾けたN)の字で訂正します。

訂正方法は、必ずテストの冒頭で説明があります。

訂正の見本は黒板に描いてくれるか、貼ってくれるので、間違えることはないでしょう。

ここまで読み進めていると、早速、今日から練習をさたくなりますよね。

ところが、練習の必要があるお子さんと、まだ必要のないお子さんがいるのです。

既に何種類かの問題集のシリーズを満足に終えているようでしたら、新しい問題集を解くときに、訂正方法を描いたハガキ大のカードを任意に選んで「今日の訂正方法はこれです」と示せばよいのです。

十分な学習を終えていないときに(まだまだ学ぶことが多い場合)は、頭が混乱して理解力が落ちるので、いつも通りの訂正をさせてください。

大した問題ではないので、入試1~2ヶ月前からでも大丈夫です。

大した問題ではないけれど、1校の試験では、1箇所か2箇所くらいは、訂正をする機会があると思うので、ここでの失点は大きいです。

学校別の訂正方法は、このメルマガで過去に購入をお勧めした「有名小学校入試問題集」(伸芽会出版)に載っています。

この本に載っていない学校や首都圏ではない小学校の場合は、最初に紹介した3つの方法をカードにして、問題集を解くときに日替わりで練習してください。

訂正したくなったときに …

「えっと、今日の訂正は何だ?」

と気付けばよいのです。

たとえ、実際に受験する学校が、この3つの訂正方法ではなくても …

「さっきの説明だと、この学校の訂正はこれだったよね~」

と気付くことでしょう。

事前に志望校の訂正方法を入手して、全ての学校の訂正が同じ印だったら、特別な練習は不要ですよね。

いや、油断は禁物です。

もしも、この秋から入試傾向がガラッと変わっていたら一大事です。

※過去記事の再掲載です(情報は古いです)

エスポワール らくらくさん