<129> 小学校受験で知能が高く見えるお子さんと低く見えるお子さんの違いは語彙力です

小学校受験の準備は年少さんのこの時期から始まります。

この時期から幼児教室に通わなければならないのではありません。

この時期から本格的な知育教育が必要だという意味です。

2年後の受験でライバルに差を付けるには・・・

とにもかくにも語彙数です。

難関校に必要な語彙数は年長10月の時点で3000語です。

普通に日常生活を送っていれば2000語で足りません。

両親が共働きの場合は保育園に預けるため2000語を大きく下回り、1500語前後になります。

やはり、専業主婦の場合はつきっきりでお話ができるので、耳から入る情報量が違います。

幼稚園も文部科学省管轄の教育期間ですので、語彙を伸ばすカリキュラムがあります。

保育所(園)は厚生労働省が管轄していて、保育に欠けるお子さんを安全に預かる施設のため、お散歩とお昼寝と自由遊びが中心です。

そのため、語彙数が少なくなります。

やる気があれば別ですが、教育に無関心な無認可保育所や託児所に預けると、お子様は「ごはんよ」「お昼寝の時間よ」「お散歩の時間よ」しか話し掛けられません。

下手をしたら、お母さんが迎えに来るまで、一言も発する機会のない施設もあると聞きます。

その場合の語彙数は600語から1000語です。

年長さんの入試の時期に3歳児の語彙数で止まっています。

それ以前に、語彙数が少ないので幼児教室の授業にもついてけません。同じ幼児教室のお友達の会話にもついていけません。チンプンカンプンでしょう。

語彙力を伸ばすにはどうすれば良いのか?

それは、毎日の絵本の「読み聞かせ」と「読後感想」を親子で話すことで伸ばすことができます。絵本は図書館で選り好みせずに、子どもが好まない本も借りることです。

  

※過去記事の再掲載です

エスポワール らくらくさん