<004> 小学校受験では4月の新学期から一気にお受験モードに突入します

4月になりましたね。年少さんは年中さんへ。年中さんはこの秋に受験を迎える年長さんになります。

ちょっとマンネリ気味になっていませんでしたか? コツコツと勉強をしていると、子供よりも親の方が、だらけてしまいますよね。2月19日のブログにも書きましたが、勉強を教えていて一番辛い時期は、2月から3月末までなんですね。今日は4月1日なので、辛い時期は過ぎ去りました。まだ実感が湧かないと思いますが、園の新学期が始まったら、気持ちが変わっていくことでしょう。

変わるもの・・・それは、お子さんが年長さんになった時から、普通の園児ではなく、この秋に受験する受験生になるのです。今までは、目の前にある問題集だけが相手でしたが、これからは、すべきこと、考えなければならないこと、選ばなければならないことが次々と現れてきます。悩みや不安もたくさん出てくるのです。えっ?辛いのは3月末迄ではなかったのかしらと思いますよね。でも、私はちゃんと書きましたよ。勉強を教えていて辛いのは3月末までだと。

4月の新学期になると、気持ちは一気に受験生です。5月の公開試験に向けてのラストスパートです。今まで勉強した3つのシリーズの問題集の総復習をしたくなる衝動に駆られます。マンネリに教えるどころではなく、熱い血がみなぎってくるのです。

そして5月になると、春の学校説明会シーズンですよね。遠い世界だった「お受験」が目の前に迫って来ます。学校を見ては圧倒されて、在校生の制服姿を見ては、何とも言えない気持ちになります。

小学校受験の最大の不安は、お子さんの学力です。小学校受験は、選り好みによる主観だけなので、学力が高くても難関校へ入れないのはご存じだとは思いますが、それでも、親としては子供の学力を心配するのです。

しかし、私と一緒に11月からコツコツと頑張ってきた人には、学力に関しての不安はない(少ない)でしょう。現時点では、全入試ジャンルを5巡半もしているので、初見の問題でもサクサクと解く学力があります。知らない問題の方が、圧倒的に少ないのです。公開模試を受けたとしても、それなりの良い結果を残せます。初めての場所で緊張して、解ける問題も解けない場合もありますが、本気で解けなかった問題に対しても、親は怯えたり、落胆することはありません。今までの積み重ねがあるので、「これは子供が知らないパターンの問題ね。欠点が見つかってラッキー」と感謝が出来る気持ちになります。勉強を他人任せにしてきた人たちは、努力を積み重ねて結果を残すという「心の拠り所」がないので、不正解の問題があるたびに怯えて、公開模試以降は、自分を見失うほどの暴走モードに入ってしまい、幼児教室の餌食になるでしょうね。

今日まで積み重ねて、残してきたものは、計り知れないほどに大きかったのです。

学力の悩みがない(少ない)ということは、小学校受験の重圧のうち50%は軽減されるのです。受験のストレスは半端ではないので、この違いは想像以上に大きいです。皆が熱くなって夏期講習(高価で無駄な悪あがき)で散財しているときに、ハワイのワイキキビーチでお昼寝が出来る余裕が生まれます。私なら夏期講習なんか行かずにハワイでお勉強をします。但し、学力がボーダーラインを越えていても、合否は学校側の選り好みによる主観だけで判断されてしまうので、全く別のお話です。(注:夏は仕事が忙しいのでハワイには行けません・・・泣)

今、気付いた人は幸せです。まだ学習時間は139日間だけ残っていますので希望はあります。(ペーパーのボーダーラインを越すまでの実力という意味です)

※過去記事の再掲載です

エスポワール らくらくさん